The Who
ザ・フーは60年代のロンドンの若者文化のひとつ、モッズのシンボル的存在として登場した。同時にロック・オペラを一般化したことでも有名である。
73年リリースの彼等の6作目のアルバム「四重人格」は唯一、ピート・タウンゼントが全曲書き下ろした作品である。60年代のイギリスを舞台に「モッズ」と「ロッカーズ」という若者文化の対立を軸に若者の疎外感を描いている。
このアルバムを元に79年に映画『さらば青春の光』は公開されたが、その結末は明確に示されず、解釈は視聴者に託されている。
ピート・タウンゼントはこのアルバムがザ・フーにとって最後の傑作だったと語ってる。
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